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スクラップ オーディオ
古き良きガラクタと音楽に囲まれた日々
アメリカ由来の8㎝フルレンジ NS3、B3N
NS3_B3N.jpg
左がNS3、右がB3Nです。

もう少しいろいろなユニットを聴いてみたくなったので、新しい8㎝フルレンジユニットを購入しました。前回は、デンマーク製と、台湾製(?)でしたが、今回は、多分アメリカのメーカー製(製造は中国)ユニット AURA SOUND NS3-193-8Aと、HIVI B3N を入手しました。

どちらもアルミコーンで、センターキャップなしのよく似たデザイン、仕様書上は、8㎝としては低能率でf0は割と低い方です。
音を聞く前の外観からの印象は、NS3は異様に幅広のゴムエッジでネオジュユームマグネットの磁気回路、低音出そう、高音でなさそう、裏側は安っぽい、フレームはペラペラの薄い鉄板で取付ネジ締め過ぎると取付フランジが撓みそう。B3Nは普通サイズのゴムエッジで銅色のコーン、大きめフェライトマグネットの防磁型磁気回路、高音でなさそう、これもフレームは薄い鉄板なので要注意。と言った所です。 …今さら気が付きましたがB3Nは、Qesの値が1以上ですね、と言うことは、他のユニットとは少し違う音がしそうです。ぼくは緩め低音暴走型の音も好きなので期待です。速いデジタルアンプでドライブしたらどうなるだろう?

ということで、今回は、リラックスして聞ける大らかなアメリカンサウンド(モドキ)を目指します。

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ユニットを変えてみました NE95W-04
NE95W-4L.jpg

前に報告した自作8㎝用エンクロージャーのスピーカーを DIYAUDIO SAF80AMGから Peerless NE95W-04へ換装して見ました。前のユニットを外して、そのまま付け換えたのでバッフル板は穴だらけになってしまいました。(上の写真の様にどのユニットもNE95Wみたいに丸形の大型フランジであれば、いくら穴をあけても隠れてしまうのに…と思いました。)

音質は、最初エンクロージャーを造った時に比較した感じではやや高域が強くハイ上がりの印象だったのですが、今回落ち着いて聞いてみると、低域の量感もかなりある様です。音質調整でリヤバスレフダクトの設定は、量感を優先した約95Hzの予定だったのですが、ローエンドを伸ばす方向の約75Hzで落ち着きました。周波数バランス的にはヨーロッパ調というか高域端と低域端が程好く強調された感じの音で、下にチラリと映っているDynaudio Excite X12(デンマーク製)と同様の傾向です。ただしボーカルはX12より若干前に出て、さらにピンポイントな感じです。デスクトップ上での試聴では高域が良く出る為、音場がより広がりますが、popsなど高域が強調されたソースを聞くと、そのまま再生されてしまうので少々きつい感じです。セッティングで内振りの角度を今までより浅く(0°)すると快適になりました。全体として今風の音に仕上がったので、しばらくリファレンスとして使う予定です。

それにしても、フルレンジスピーカーの場合、音質(特に中高域)はユニット任せの上、その実際の音はそれぞれのエンクロージャに取り付けて聞いてみない全然とわからないです。マグネットがでかいからと言って、造りがごついからと言って、新しい素材が使われているからと言って、気に入った音が出るとは限りません。(いろいろ聴いている内に、ある程度予想できる様になるのかもしれませんが。)

というわけで、また違うタイプのユニットを聞いてみたくなったので、新しくユニットを購入しました。次回ご紹介します。

中国製針圧計
中国製針圧計

左が、前回お話した中国製針圧計です。測定部の保護カバー付き、5gのテストウエイト、ビニールケース、日本語取説が付属していました。使用する電池はLR43 2個、合計5個?の電池が付属していましたが、全部怪しかったので新品に交換しました。測定結果はご覧の通りです。質量1gの一円硬貨が測定値1.01g、小数点以下2位は四捨五入で1位が合っていれば良いと思うので 針を置く位置によって若干数値が違うとか、あまり拘らなければ今の所は概ねOKではないでしょうか。
ちなみに右側は、中国製500g秤です。こちらも概ねOKでした。

以前こんなアナログプレーヤーを使用していました VICTOR QL-Y77F
QL-Y77F 01
トーンアームベース部が古いロボットみたいなデザインで、いい味出してました。

以前こんなアナログプレーヤーを使用していました。VICTOR QL-Y77F です。
トーンアームにカートリッジを取付けてゼロバランスさえ調整すれば、アームのアップダウン、針圧、アンチスケート、ダイナミックダンピング(針圧やカートリッジの種類に応じて調整する?)などを アームと一体化されたリニアモーターで非接触・電磁的にコントロール・設定する方式の、1980年代のオートプレーヤーです。

2010年代に中古品を入手したのですが、アームの動きは素晴らしく滑らかでスピードがあり正確でした。針を落とすスピードは あとほんの少しだけ遅くても良いかなと思いましたが・・・ダイレクトドライブモーターは、異常に高トルクでカタログ通り質量2㎏超のターンテーブル起動時1/4周程度で33回転定速ロックし、停止時はブレーキを作動させ速やかに止めました。音質は、それ以前に使用していたマイクロ精機の軽量級マニュアルプレーヤー(今思うと、このプレーヤー針を上げてモーターのスイッチをOFFにしても、あきれるほど長い時間慣性で回り続け、なかなか止まりませんでした。)と比較して、全体的に安定していて低域がゴリゴリ来る印象でした。

ほんとうにこの時期のオーディオ機器って凄いですよねえ 感動しながら暫く使っていましたが、ある日ふと気になりました。針圧、アンチスケート、ダンピングなどの値は、ポテンショメーター(可変抵抗)の角度目盛りでアナログ電気的に設定されている様なのですが、製造後40年近く経った現在でも正常な値を維持できているのだろうか?バランスウエイトで機械的に調整されている物であれば、大きな誤差はまずないと思いますが、年代物の可変抵抗は少し心配、レコードを痛めたら困る。ということで、アマゾンで中国製の針圧計を購入し実測して見ました。(針圧計自体も怪しいのでは?と思われるかもしれませんが、次回ご報告します。)結果は、針圧に関しては概ね正確でした。(今後時々チェックする必要が有るかもしれませんが。)アンチスケート、ダイナミックダンピングに関しては測定不能でした。

こんな調子で、QL-Y77Fは2年程ぼくの家で素晴らしい前世紀の技術を楽しませてくれた後、確認できる範囲で正常動作を保ちつつ、新しい主のもとへ去って行きました。その後ぼくはさらに年式の古い、完全機械式マニュアル操作のアナログプレーヤー(一度オートプレーヤーを使うとマニュアルプレーヤーは面倒くさく感じます。)を入手し、現在も使用しています。


以前こんなスピーカーを使ってました NS-1000X
NS-100X 01
ピンクの花柄カーテンとNS-1000X 、全くのミスマッチ。

カミソリのような薄板状カーボン材8枚を張り合わせた30㎝ウーファーと、怪しく緑色や紫色の金属光沢を放つベリリュームドームを搭載した3ウエイを一度でいいから聞いてみたくて YAMAHAのNS-1000X を所有していた事があります。

以外に安い値段で中古品を入手し、1年間の約束で16畳のリビングに置かせてもらいました。(8畳の書斎は狭いし物が多すぎてセッティング不能でした。)ですが リビングに置くにも、あまりに大きく外観も異様なほどの威圧感があり、家族にひどく嫌われました。質量は40㎏を超える為、ぼく一人ではセッティング調整もままならなず、(家族には手伝いを拒否されました。)リビングではあまり音量を上げられず、ほとんど本領は発揮できませんでした。

しかし、家に一人になった隙を狙って音量を上げて見ると、音質は一言で言うと凄かったです。特に手持ちでは最も駆動力のある、フライングモール社の8Ω180WのデジタルパワーアンプDAD-M310でドライブすると、例えば1980年代のJポップ女性ボーカリストが歌うさわやかなラブソングのバックで刻むパーカッションが 歌詞とはうらはらに妙に生々しく骨に響く様な重く鋭い音に聞こえたりしました。レコーディングエンジニヤが意図した音なのか、スピーカーの暴走なのかは、わかりませんが・・・

というわけで、このスピーカーは、非常に残念ながらぼくには全く使いこなせなかったので、家族との約束通り1年強で売りに出しました。すると購入した時と同じ値段で、一瞬にして新しい主が決まり、わが家を去って行きました。